投稿日:2023.12.25
本学科では例年国家試験の基礎力向上を目的として、3年次に第2種ME技術実力検定試験を受験いたします。
今年9月に行われました第44回第2種ME技術実力検定試験では3年生合格率86.6%であり、これは本学科開設以来過去最高の合格率となりました。試験合格に向けて前期の補講や夏期講習も行われ、大変なスケジュールの中、多くの学生が参加し頑張った成果だと思います。
また、今年度の新しい取り組みといたしまして、2年生も第2種ME技術実力検定試験を受験させることといたしました。狙いといたしましてはこれまでの国家試験の基礎力向上だけでなく、科目の習熟度の向上も目的とし、まだ授業や実習で習得していない科目もある中で、合格者を多数輩出することができました。次年度も引き続きこの取り組みを継続・分析を行い、成果を評価していきたいと考えております。
昨年度から国家試験合格率向上に繋げる新たな試みとして、3年生が心電図検定にチャレンジしています!心電図検定とは、実臨床で心臓病の診断、治療方針を決定する上で欠かせない心電図を正確に判読する力を測定する検定です。
心電図検定は、階級ごとに難易度が異なっており、学生がチャレンジした階級は3級です。3級試験の難易度は、国家試験レベルより1段階上で「心電図の基礎〜中等度の判読力を有するもの(一般臨床医、循環器勤務メディカルプロフェッショナル)」となっており、医師や2-3年目の臨床検査技師など実臨床で活躍する医療スタッフが受験者の大半を占めています。”どうせ来年国試で心電図を勉強するなら、今!資格として取得して、来年心電図を得点源にしよう!”と鼓舞し、昨年度は受験者23名中16名が合格しました(合格率70%)!
臨床の経験のあるスタッフが多く受験するなか、在学中に70%の合格率は全国的に見ても養成校トップクラスの実績です!
今年度も12/10に実施され、なんと3年生91名!2年生20名!が受験しました!合格発表は年明け2月頃です。学科のインスタグラム等に吉報をお伝えできることを期待しています!